ラグビー観戦記 2016.09.17 ヤマハスタジアム

Yamaha Stadium

Yamaha Stadium

 微風が涼しい。降雨が心配であったが、適度な曇天が気温を下げているようだ。
 2016 – 2017 トップリーグ 第4節。ヤマハ発動機ジュビロ vs 東芝ブレイブルーパス。18:00 キックオフ。レフリーは麻生彰久さん。
 ヤマハ発動機ジュビロは、練習開始時の選手の円陣から気合が入っており、観客たちも呼応して拍手を贈るほどであった。ときどきは夕日も射す空に、次第に照明が灯されてゆく。選手たちは溌剌とした動きを見せている。
 
 試合開始。前半から緊迫感のある攻防で見応えがある。ヤマハ発動機ジュビロは、相手オフサイドからのタッチキックでゲインする。マイボール・ラインアウトからボールを動かし、矢富勇毅選手が中央にトライを決める。その後、東芝ブレイブルーパスにショットで加点されるが、すぐに相手ペナルティーから、タッチキック、マイボール・ラインアウト、モールという流れでフォワードがトライを奪う。
 東芝ブレイブルーパスに自陣深くまでエリアをとられることもあったが、落ち着いて敵陣まで戻す。後半30分を過ぎて、敵陣インゴール前でスクラムを組みながら攻めあぐねる。しかし、前半終了間際に再び矢富勇毅選手がインゴールへ走りこむ。前半終了時のスコアはヤマハ発動機ジュビロ 21-3 東芝ブレイブルーパス。

 後半には東芝ブレイブルーパスも意地を見せ、ヤマハ発動機ジュビロの自陣で守備をする時間が増えた。スクラムでコラプシングの反則を犯しショットで加点される。しかし、その直後に相手ペナルティーからタッチキックで前進し、敵陣インゴール前で中央へボールを動かしながら攻め続ける。東芝ブレイブルーパスの守備が堅い。ボールをバックスへ飛ばし、インゴール右隅へ宮澤正利選手が飛び込んだ。難しい角度のコンヴァージョンであったが、大田尾竜彦選手がライナーのキックを決める。
 後半20分を過ぎても、ヤマハ発動機ジュビロの攻勢は絶えなかった。東芝ブレイブルーパスはキックでエリアを取るが、フォワードが組み合うと、ヤマハ発動機ジュビロの強さが光った。スクラムハーフの矢富勇毅選手がブラインドサイドを駆けぬけ、相手をステップでかわしてトライを決める。その後もヤマハ発動機ジュビロのフォワードは、スクラムで東芝ブレイブルーパスを圧倒し、30分を過ぎて更に田中渉太選手のトライを得た。自陣に攻め込まれてもフォワードは冷静に相手を押し返す。最後はモールでボールを保持し、試合終了を知らせるホーンとともに蹴りだした。最終スコアはヤマハ発動機ジュビロ 40-6 東芝ブレイブルーパス。

 守備の強さが印象に残る試合であった。相手をノートライに押さえることのできた試合には価値がある。迫力のある攻撃には、観客たちも満足したようだ。最高のホームゲームである。

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