ラグビー観戦記 2015.12.19 ヤマハスタジアム

Yamaha Stadium

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 晴天。旗の動きに風を感じる。ラグビー日和である。
 2015 – 2016 トップリーグ 第6節。ヤマハ発動機ジュビロ vs 神戸製鋼コベルコスティーラーズ。13:00 キックオフ。レフリーは久保修平さん。
 前半。キックオフのヤマハ発動機ジュビロは、相手ペナルティを得て、タッチキック、マイボールラインアウト、モールとプレーを進めるが、神戸製鋼コベルコスティーラーズの押し返す力に得点を阻まれる。アンドリース・ベッカー選手をブラインドサイドのフランカーに配した布陣はロックが三人いる強力なものだ。ヤマハ発動機ジュビロは果敢に敵陣に攻め込むが、神戸製鋼コベルコスティーラーズの守備が堅い。ラインアウトのボールも奪取できない。
 試合が動いたのは前半16分。敵陣インゴール直前まで攻めるも最後のラインが越えられないでいるとき、ターンオーヴァーからアンドリュー・エリス選手の蹴ったキックが風に乗り、落ちて大きくバウンドした。バックスが帰還するも、アンダーソン・フレイザー選手の追跡に遭い、キックをチャージされトライされる。その数分後には自陣での相手ラインアウトでロックの前進を許し、ブラインドサイドを抜けられて失点する。敵陣で攻めきれず、自陣で防戦に応ずる状況となり、守りきれずにゴール中央での追加点を許した。前半終了時のスコアはヤマハ発動機ジュビロ 0 – 19 神戸製鋼コベルコスティーラーズ。
 後半。ヤマハ発動機ジュビロはキックオフのボールを落してスクラム。自陣深くでプレーされ、右隅を破られて加点される。敵陣深く攻め込むも防御を破ることができない。ハイパントからボールの争奪戦になる局面を突かれ、神戸製鋼コベルコスティーラーズの攻撃を阻めず、失点を重ねる。ウイングの大橋由和選手ひとりに四トライを奪われた。後半20分を過ぎてスコアはヤマハ発動機ジュビロ 0 – 36 神戸製鋼コベルコスティーラーズ。
 もはや試合を制覇することはできないが、12000人を超える観客の前で完敗することもできない。大田尾竜彦選手がラインを突破して、シアレ・ピウタウ選手が中央にトライし、完封を免れる。だが、その後も神戸製鋼コベルコスティーラーズに攻め込まれ、追加点を許す。試合終了直前に、フォワードがドライヴィングモールを押し込んでトライし、五郎丸歩選手が難しい角度のゴールを決めて、観客に歓喜する瞬間をもたらした。最終スコアはヤマハ発動機ジュビロ 14 – 43 神戸製鋼コベルコスティーラーズ。
 今季最後のホームゲームは、多くの観客を集めながらも、苦い結果となった。神戸製鋼コベルコスティーラーズは、ヤマハ発動機ジュビロの猛攻を堅い守備で封じ、ハイパントで局面を打開して争奪戦に持ち込み、自分たちの攻撃になれば得点する機会を逃さなかった。敗北は自らを省みる良い機会を与えてくれる。成長の糧であると考えて次節に臨みたい。

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ラグビー観戦記 2015.12.12 ヤマハスタジアム

Yamaha Stadium

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 曇天。
 2015 – 2016 トップリーグ 第5節。ヤマハ発動機ジュビロ vs NTTドコモレッドハリケーンズ。13:00 キックオフ。レフリーは松岡辰也さん。
 前半。ヤマハ発動機ジュビロはペナルティを重ね、NTTドコモレッドハリケーンズにペナルティゴールを奪われる。ハーフウェイラインからスクラムを押し、敵陣で大きく展開して攻撃するも、パスをインターセプトされトライを奪われる。開始早々に先制され加点されたが、敵陣で得たペナルティから五郎丸歩選手がペナルティゴールを決める。
 ヤマハ発動機ジュビロは、敵陣インゴール前で得たペナルティでスクラムを選択する。前半20分過ぎにスクラムを押し切ってトライし、スコアを同点に戻す。しかし、前半30分を過ぎて自陣深くで防戦を強いられることになり、最後は中央でパエア・ミフィポセチ選手にドロップゴールを決められた。前半終了時のスコアはヤマハ発動機ジュビロ 10 – 13 NTTドコモレッドハリケーンズ。
 後半。ヤマハ発動機ジュビロは敵陣でプレーを展開する。敵陣インゴール直前のスクラムから出したボールをマレ・サウ選手が受けてトライ。自陣深く攻め込まれるも冷静に押し返す。敵陣で攻撃を継続しマレ・サウ選手のラインブレイクを矢富勇毅選手がサポートしてトライを決める。
 フォワードが強い。後半25分を過ぎてスクラムで認定トライを得る。ラックから展開すると、日野剛志選手がタッチライン際を直進してトライ。相手ペナルティからタッチキック、マイボール・ラインアウトからモールを組んで、ウヴェ・ヘル選手がトライするなど、ヤマハ発動機ジュビロは得点する機会を逃さない。試合終了直前に自陣深くのスクラムでブラインドサイドを破られて失点したが、最終スコアはヤマハ発動機ジュビロ 41 – 20 NTTドコモレッドハリケーンズ。
 ヤマハ発動機ジュビロは、前半の失点に失望せず、後半に自分たちの優位を勝ち取ることができた。冷静にプレーを継続してゆく姿勢は、メンタルな強さを感じさせるものである。これからもホームゲームでの勝利を期待したい。