ラグビー観戦記 2014.09.06 ヤマハスタジアム

Yamaha Stadium

Yamaha Stadium

 曇り空の下をスタジアムへ歩いた。日中は暑いほどの好天に恵まれていたのだが、夜間には降雨も見込まれている。
 2014 – 2015 トップリーグ 1st ステージ 第03節。ヤマハ発動機ジュビロ vs パナソニック ワイルドナイツ。2014年09月06日(土曜日)18:00 キックオフ。レフリーは平林泰三さん。
 パナソニック ワイルドナイツのキックオフを、ヤマハ発動機ジュビロの選手がノックオンした。スクラムとなるがコラプシングのペナルティーをとられる。角度のある位置だったが、パナソニック ワイルドナイツのベリック・バーンズ選手は、見事にショットを決めた。その後のスクラムでも故意にホイールさせたペナルティーをとられ、同様にショットを決められる。ヤマハ発動機ジュビロも、敵陣で得たペナルティーを五郎丸歩選手のショットに託す。距離はあるが角度はない。ライナーの弾道でポールの内部を通過する。
 パナソニック ワイルドナイツの選手がボールをインターセプトした。かなり走られたがバックスが追いつき、なんとかトライを阻止する。だが、二度目のインターセプトは追いつくことができなかった。左のラックから、右へ大きく攻撃のラインを開いていたところを、ブラインド・サイドで奪われたのである。霜村誠一選手が長い距離を走りきってトライした。
 ヤマハ発動機ジュビロは、インゴール前まで攻め込むがトライすることができない。前半終了直前に得たペナルティーで五郎丸歩選手にショットを託し、点差を縮めた。前半終了時のスコアはヤマハ発動機ジュビロ 6 – 11 パナソニック ワイルドナイツ。
 パナソニック ワイルドナイツの攻撃は巧みだ。パントキックを上手に使っている。きちんとチェイスしてキャッチした相手へタックルする意図を忘れていない。もちろん正面からの攻めあがりも見事だ。田中史朗選手がじわじわと前へ進めてくる攻撃ラインには圧力を感じる。パスのクロスにも鋭さがある。サイドを突破してくるホラニ龍コリニアシ選手はアメリカン・バッファローのような迫力だ。
 後半は、じっくりと攻め込んで来るパナソニック ワイルドナイツに、耐えて守るヤマハ発動機ジュビロという構図になる。ショットの応酬もあったが、点差は開かない。スコアでリードしているパナソニック ワイルドナイツは、攻撃に時間をかけてもいい。ヤマハ発動機ジュビロはカウンターで一気に得点したいところだが、肝心なところでミスが出て、攻撃の流れを自ら断ち切ってしまう。
 それでも追加点を許さないまま、後半終了直前に敵陣深く大きく攻め込んだ。1トライで同点、コンヴァージョンが決まれば逆転の可能性がある。最後のホーンが鳴ると、もう相手にボールを奪われることは許されない。確実にパスをつなぎ、インゴールへ走りこむ機会を窺うが、パナソニック ワイルドナイツの守備に跳ね返され、じわじわと後退してゆく。相手に一瞬の隙でもあればと思われた状況であったが、パナソニック ワイルドナイツの堅い守備を破ることはできなかった。結局、ノートライに封じ込められる。最終スコアはヤマハ発動機ジュビロ 9 – 14 パナソニック ワイルドナイツ。7点差以内の敗戦で勝ち点1を得た。