ラグビー観戦記 2014.08.23 ヤマハスタジアム

Yamaha Stadium

Yamaha Stadium

 まだ雨は降りやまず、傘をさしてスタジアムへの道を歩いた。曇空の下には、すでに照明が灯されている。
 2014 – 2015 トップリーグ 1st ステージ 第01節。ヤマハ発動機ジュビロ vs 豊田自動織機シャトルズ。2014年08月23日(土曜日)18:00 キックオフ。レフリーは戸田京介さん。
 前半04分、ヤマハ発動機ジュビロが敵陣でペナルティーを得て五郎丸歩選手のショットで先制すると、すかさず豊田自動織機シャトルズも、ペナルティーの機会を大西将太郎選手に預けた。長い距離で角度もあったが、プレースキックが決まる。彼は、2007年のワールドカップで日本代表のコンヴァージョンを蹴った選手だ。ヤマハ発動機ジュビロに所属していた。
 その後も相手ペナルティーの機を逃さず、ヤマハ発動機ジュビロでは五郎丸歩選手が、豊田自動織機シャトルズでは大西将太郎選手が、ショットで加点してゆく。ヤマハ発動機ジュビロ 12-9 豊田自動織機シャトルズで前半を終了する。
 後半、ヤマハ発動機ジュビロは攻勢に出る。五郎丸歩選手がボールを持って大きく前進し、敵陣内でつなぎ、大田尾竜彦選手が逆サイドへと大きなキックパスを蹴る。バックスがキャッチに成功すると、さらにボールをつないでトライを決めた。コンヴァージョンも決まり、7点を加点する。
 デューク・クリシュナン選手がインゴール左隅へトライする。ヤマハ発動機ジュビロの、前へ進む意識が強くなったように思う。相手インゴール直前でプレーする時間が長い。スクラムで圧倒してはいるが、それからが決まらない。豊田自動織機シャトルズは、攻撃を跳ね返すのに精一杯という感じだ。
 後半30分を過ぎて、再びヤマハ発動機ジュビロにトライが生まれる。デューク・クリシュナン選手が相手ボールを奪いインゴール中央へと走り込んだ。コンヴァージョンも決まり7点を加点する。チームとして、もう1トライ取ることができれば、トップリーグでは勝ち点として1点が加算される。
 ホーンが鳴ったとき、ヤマハ発動機ジュビロの選手たちは敵陣内にいた。ボールをつないで相手インゴール前での攻撃を継続するが、豊田自動織機シャトルズの守備も諦めない。最後は矢富勇毅選手が片腕でインゴールにボールをグラウンディングした。このとき、球技場の観客たちは歓喜した。最高の結末である。
 最終スコアは、ヤマハ発動機ジュビロ 38-9 豊田自動織機シャトルズ。勝ち点も得失点差も満足できる結果が出せた。試合終了後に、バックスタンドの観客たちと選手たちが握手している光景が印象的であった。

ラグビー観戦記 2014.08.16 大久保グラウンド

Okubo Ground

Okubo Ground

 気象情報によると降雨のおそれはないようであった。午後の日射しと蝉の鳴き声もあり、雨の降らないことを願いつつ、出かけることにした。
 2014 夏季練習試合 第6戦。ヤマハ発動機ジュビロ vs 栗田工業ウォーターガッシュ。17:00 キックオフ。
 栗田工業ウォーターガッシュのスタンドオフにデイビッド・ヒル選手がいる。彼はスーパーラグビーでプレーしていた選手であり、日本では東芝ブレイブルーパスに所属していた選手だ。
 栗田工業ウォーターガッシュには勢いがある。ヤマハ発動機ジュビロは自陣で防御する時間が長かった。前半半ば、ヤマハ発動機ジュビロのバックスがハイパントのキャッチをミスし、そこを相手に拾われてトライを献上した。コンヴァージョンも決まり、7点を先制される。
 攻め込まれているとはいえ、前半のうちに同点に戻しておきたいところだ。前半終了直前に敵陣インゴール前まで迫り、なんとかトライを決めた。コンヴァージョンも決まり、ヤマハ発動機ジュビロ 7 – 7 栗田工業ウォーターガッシュで前半を終了する。
 開幕直前の練習試合ということで、スクラムでは押し合わないことにしているらしい。しかし、タックルは強烈で、ラックでも闘志が感じられた。大久保グラウンドは選手との距離が近い。音や声にも迫力がある。
 後半開始直後に、ヤマハ発動機ジュビロはハーフ団を入れ替える。それまでの池町信哉選手とダン・ボーデン選手から、小池善行選手と曽我部佳憲選手への交代だ。曽我部佳憲選手のキックパスが成功し、インゴール右隅へのトライが決まる。当然、コンヴァージョンは難しい角度になるが、曽我部佳憲選手はプレースキックを見事にゴールに入れた。
 栗田工業ウォーターガッシュの圧力は凄まじい。ヤマハ発動機ジュビロは、後半半ばに守備を破られトライを献上するが、キッカーはコンヴァージョンを決めることが出来なかった。ヤマハ発動機ジュビロも、フォワードがモールで前進するなど意地を見せるが、敵陣に入っても、なかなか得点することができない。
 試合終了間際、ハーフウェイライン付近でペナルティーを得た栗田工業ウォーターガッシュは、その地点からのショットを選択する。キックは低いライナーとなり、一発逆転とはならなかったが、ヤマハ発動機ジュビロは自陣で相手にボールを奪われ、一転してピンチに見舞われる。
 それでも、なんとか最後まで防御することができ、ノーサイドをむかえることができた。最終スコアはヤマハ発動機ジュビロ 14 – 12 栗田工業ウォーターガッシュ。相手に攻め込まれながらも、よく耐えて得点させなかったことが勝因であったと思う。