ラグビー観戦記 2012.12.08 ヤマハスタジアム

Yamaha Stadium

 いつもとは違う寒冷な空気を感じた。ネックウォーマー、ブランケットと、ラグビー観戦の冬の装備をして出かけたが、球技場内の風が強く、体感温度は低い。試合開始前から、膝をブランケットで覆う。
 2012- 2013 トップリーグ第10節。ヤマハ発動機ジュビロ vs 近鉄ライナーズ。2012年12月08日(土曜日)13:00 キックオフ。レフリーは久保修平さん。
 近鉄ライナーズのキッカー、大西将太郎選手は以前ジュビロに在籍していた選手で、2007年ラグビーワールドカップのとき、日本代表のキッカーまで務めた名選手である。近鉄ライナーズの得点は、彼のペナルティーゴールから始まった。前半のヤマハ発動機ジュビロには、ペナルティーが目立つ。
 それでも、五郎丸歩選手のタッチキックによるゲインから、相手のラインアウトを奪い、ロックのトーマス優デーリックデニイ選手がトライするという、見事な攻撃を観ることができた。五郎丸歩選手のコンヴァージョンも決まり、ヤマハ発動機ジュビロ 7-3 近鉄ライナーズとリードする。
  しかし、ヤマハ発動機ジュビロは試合の流れをつかむことができない。すぐにペナルティーを犯して、大西将太郎選手のショットを浴び、失点する。キックしてもダイレクトタッチになり、ボールを前に運ぶことができない。そのうち、近鉄ライナーズのウイングとフランカーに、ワントライずつを許して、コンヴァージョンも一本を決められてしまう。ヤマハ発動機ジュビロ 7-18 近鉄ライナーズというスコアで前半を終了する。
 後半開始からは、近鉄ライナーズのペナルティーを、五郎丸歩選手が確実にショットして加点する方法で追い上げてゆく。三連続で成功してヤマハ発動機ジュビロ 16-18 近鉄ライナーズと、二点差までスコアは持ち直した。すぐに大西将太郎選手のショットで反撃されるも、後半20分を過ぎたところで徐吉嶺選手の素晴らしいランがあり、最後はトーマス優デーリックデニイ選手がトライして、同点にまで追いついた。
 しかし、ヤマハ発動機ジュビロはボールを支配できない。近鉄ライナーズのボールに対する執念は強く、デフェンスを破られて、トライを許す。コンヴァージョンも決まり、ワントライ・ワンゴール差でリードされる。だが、この失点は、再度、徐吉嶺選手のランと、彼をサポートしたトーマス優デーリックデニイ選手によるトライ、そして五郎丸歩選手による難しい角度のコンヴァージョン・ゴールにより、とりかえすことができた。後半も35分を過ぎてのダイナミックな同点劇に、会場は盛り上がった。
 その後、敵陣でスクラムの好機を得た。中央の良い位置であったが、その好機を生かすことができない。それからの近鉄ライナーズの攻撃は激しく、ヤマハ発動機ジュビロは、自陣内でペナルティーに注意しながらディフェンスをするという辛い局面に耐えるしかなかった。インゴール直前まで迫られたとき、やっと近鉄ライナーズにペナルティーが出て、ジュビロはボールを支配することができた。試合終了直前である。
 例え試合終了のホーンが鳴ったとしても、プレーの継続する限りは試合は終わらない。ましてや、ホームゲームである。闘う姿勢を見せるのは、当然のことであろう。ヤマハ発動機ジュビロは、インゴール直前からボールをつなぎ始めた。
 しかし、ヤマハ発動機ジュビロは、うまくパスをつなげることができない。こぼれたボールを相手チームに拾われてしまう。褒めるべきは、最後までボールへの執着心を失わなかった近鉄ライナーズの選手たちだろう。彼らがジュビロのインゴールへボールを押し込み、最後のコンヴァージョンが決まり、試合は終了した。最終スコアは、ヤマハ発動機ジュビロ 28-35 近鉄ライナーズ。ホームゲームでの敗戦である。
 勝負事だから、結果として負けることもある。近鉄ライナーズはフォワード、バックスともに充実していた。これからのヤマハ発動機ジュビロに期待したい。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中